歯を残す治療
自分の歯だからわかる、
噛む実感。
自分の歯はよく噛めて機能的、そして噛んでいる実感があります。
この噛めるという感覚は、とても大切なことです。
人工の歯は見た目は自然でも、噛むよりも当たる感覚に近いもの。
その違いは食事の満足感の違いにもつながります。
天然の歯を、安易に人工の歯に置きかえるのではなく、
できるだけ長く、多くの歯を残すことを考えて治療しています。
最小限の治療
早期発見で、犠牲を最小に。
歯の寿命を伸ばすには、
治療の範囲や回数を最小限にすることが大切です。
虫歯の場合、被せ物をするには虫歯以外に削らなくてはいけない部分が発生しますが、たとえ削ることが仕方ないことでも、歯を削るとその歯の寿命は短くなってしまいます。
治療のための犠牲はつきものですが、可能な限り犠牲を最小にすることが肝心。できるだけ早期に、最小限の治療を、精度高く行うことで、虫歯の進行スピードを遅らせることを目指しています。
虫歯を早く見つけるため、そして治療後に再発を防ぐために、定期検診を受けましょう。
虫歯になった歯の一生Repeated Restoration Cycle
マイクロスコープによる精密治療
肉眼の約20倍のスコープで、
治療の精度が大きくUP
神経をとる際の根っこの処置や奥歯の虫歯などの見えづらい作業は、これまで経験と勘に頼っていました。
当院ではこうした見えづらい場所の治療精度を大きく改善する歯科専用の顕微鏡、マイクロスコープを導入。細部まで高い精度で治療し再発リスクを下げ、虫歯を早期発見することが出来ます。
メンテナンスのしやすさ
隅々まで磨ける治療を行います。
歯並びがデコボコしていたり、被せ物と歯の境目に段差があると、欠かさず歯磨きをしても汚れが残りやすく、虫歯や歯周病を進行させる原因に。
当院では患者さんが自らメンテナンスしやすい口内環境になるように、気をつけて治療を行います。お口全体の矯正をご希望の方もご相談ください。
磨き残しをつくらないポイント
- 被せ物の形は磨きやすい形にします。
- 被せ物と歯の境界は、段差が出ないように精密に仕上げます。
- 歯間は、ブラシやフロスが入りやすいように適切な形に仕上げます。
- 磨きにくい歯は、部分矯正で動かして、歯ブラシを届きやすくすることも可能です。
それでも、歯を失ったときは。
一度失ってしまった歯は元には戻りません。
それを補うためのインプラントや入れ歯やブリッジは、自然の歯ではありませんが、
失った歯を補うことで、残った自分の歯の負担を減らし、
歯を長生きさせることが出来るため、選択肢に入れていただくことをお勧めしています。
インプラント、入れ歯についてのご相談も、気軽にお問い合わせください。